歯科情報のサイト

詰め物治療

 わたしたちが虫歯になった場合には歯医者で治療をしてもらいます。歯医者と聞くと拒否感を示す人も多いですね。しかし、虫歯はしっかりと治療することが肝心です。虫歯を放置すると怖い事態になることはみなさん知っていると思います。身体への影響が大きいですので虫歯は確実に治療してください。そこで虫歯を治療するために歯医者での治療を受けることになります。みなさんは虫歯の治療方法を理解していますか。治療方法と聞くと、なかなか難しそうなイメージをもつ人もいるかもしれません。虫歯を治療する場合には歯医者に任せるだけではいけません。その後の歯のケアは自分でします。だから、治療の方法を理解することはケアに役立てることができますね。治療の方法を歯医者に任せるだけではなく、自分の頭で理解することが重要です。わたしも虫歯の治療を受ける前には治療の方法を学んでいます。予習をしていないと、なかなか歯医者の説明を理解することもできません。しかし、事前に学んでおくと説明がよく頭に入ります。このサイトでの内容を確認して確実な治療を受けることが肝心ですね。

 歯医者での治療には詰め物治療が一般的です。虫歯になると歯に穴が空きます。この穴を放置すると大変です。穴の中に詰め物をすると虫歯の進行を止めることができます。虫歯の場合は虫歯の菌が歯のエナメル質を溶かします。これを放置するともっと虫歯が進行します。エナメル質は虫歯の菌の攻撃に弱いです。だから、虫歯の菌による攻撃をストップさせることが肝心です。歯医者では薬などによって、虫歯の菌の活動を止めることが可能です。これによって、いったんは虫歯の進行を抑えることになりますね。ただ、この対策によって虫歯が完全に治るかといえばそうではありません。虫歯の場合は歯に穴が空いたままになります。虫歯の穴は結構、奥の深いところまで達します。この穴はなかなか歯磨きが難しいですね。歯ブラシのブラシは長さが決まっています。虫歯の穴の底まではブラシが届かない場合もあります。また、虫歯の穴は狭いです。この狭い穴にブラシがうまく入るかどうかはわかりません。もしも入ったとしても、うまく穴のなかを磨くことは至難の技です。わたしは手先が結構器用です。むかし、子どものころに金魚つりでかなりの数を釣っていました。手先が器用ですので多くの金魚を釣れました。自分の手先には自分があったのですが、今では虫歯の穴の掃除を適切にすることはできません。穴のなかの狭いところにつまった歯垢をとることは難しいですね。

 こうした虫歯の穴を放置することは危険です。なぜなら、穴のなかに再び虫歯の菌が発生することになるからです。虫歯の穴は虫歯の菌の温床です。掃除が難しい場所ですので、虫歯の菌がよく発生します。そして、どんどん虫歯の穴が広がります。薬で虫歯の菌の行動をストップさせても、新しい虫歯の菌がどんどん発生します。だから、虫歯がまた悪化しますね。せっかくの薬の効果も一時的になります。虫歯の穴を詰め物でカバーすると一安心です。そこに虫歯の菌が発生しなくなりますので、虫歯の発生を抑えることになります。こうした対策が虫歯治療の基本になります。詰め物治療の場合には一般的に安全な樹脂などを使用します。長年そのままにすると、詰め物が取れる場合もありますので、定期的な診察を受けることが肝心です。